ギブリー、生成AI・デジタルスキルを学べるメタバースアカデミー「Track Academy」を開校

　ギブリーは、生成AI・デジタルスキルの習得を目指す社会人向けメタバースアカデミー「Track Academy（トラック・アカデミー）」を、5月14日に開校する。同講座は、経済産業省「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」に選ばれており、転職目的の個人受講なら助成金利用で受講料の50〜70％がキャッシュバックされる。

　「Track Academy」は、完全オンライン（メタバース空間）でエンジニア転職やキャリアアップに必要なデジタルスキル・AIスキルを習得して、キャリアサポートまで受けられるプログラミングスクール。専門のアドバイザがペースラーニングをサポートしてくれるので、自分のペースで学習を進められる。

　同社が運営しているエンジニア採用試験ツール「Track Test」で培った知見を活かした専用LMSによる個人学習、質疑応答・個別学習サポート、演習課題・習熟度チェックを組み合わせることで、実務で求められるスキルを効率的に習得できる。

「Track Academy」における学習イメージ

　「Track Academy」では週に2回、メタバース空間で受講生が一堂に会してもくもくと学習を進める勉強会「もくもく会」を開催している。受講生は、学習を進めつつ講師や他の受講生と気軽にコミュニケーションをとることが可能で、専門性の高い疑問の解決が可能になるとともに、学習進捗に関する不安解消や周囲から刺激を受けることで学習意欲の向上につながる。

「Track Academy」受講生専用メタバース空間

　AIやPython学習書を著述した経験のあるプロフェッショナルなエンジニアが講師としてアドバイザを務め、受講生は「もくもく会」や専用のチャットグループを通じて講師陣に直接質問できる。また、学習効率を最適化すべく、あえて「答えを教えない」ように調整されたAIアシスタントによって、学習の行き詰まりを24時間いつでもすぐに解消し、効率的に学習内容を身につけられる。

　教材として使用される「Track」は、生成AI技術開発経験者、業界を牽引する大学教授、書籍執筆者によって監修・執筆された学習教材を提供しているオンライン学習プラットフォームで、動画講義によるインプットと演習課題によるアウトプットを組み合わせることで、学習内容の定着を促進する。提供されるコンテンツは合計280時間以上に達し、受講者は自分のレベルや学習ペースに合わせて1日あたり2時間〜7時間の範囲での、受講時間の調整が可能になっている。

　カリキュラムは、ビジネス総合職向け（エンジニアとしての転身）の「はじめてのAIコース」（1名あたりの税込の受講料は22万円）および「はじめてのITエンジニアコース」（1名あたりの税込の受講料は44万円）、エンジニア職向けの「生成AIエンジニアコース」（1名あたりの税込の受講料は33万円）。そのほか、法人向けプランも用意している。