プログラム詳細


【基調講演】
モデリングのこれからと、MDD (モデル駆動型開発)移行へのヒント

昨今では、グローバル市場に打って出るための低コスト開発や、機能安全に代表される高信頼性設計など、製造業のソフトウェア開発に対する新たな課題が日に日に積み上がっています。この状況に対して、モデリングによる開発は、いったいどんな価値を提供することができるのか、他の開発技術も俯瞰しながら明らかにしていきます。  一方、モデリングが有効とはいえ、なかなか思ったように普及していないのも現実です。そこで、すでに MBD (モデルベース開発)への移行が進んでいる自動車分野の事例を参考に、MDD 移行へのヒントを見つけていきたいと思います。

プロフィール

株式会社エクスモーション 専務取締役 / ET ロボコン本部 審査委員長 渡辺 博之 氏
通信機器のファームウェア開発と、それらを使ったアプリケーションの開発でオブジェクト指向の導入を進め、とくに生産性において大きな成果を上げる。その後、経験を生かし、組込み分野におけるオブジェクト指向技術の導入支援事業を立ち上げるとともに、コンサルタントとしても FA 装置や自動車、デジタル家電など多くの分野での支援に従事。 2008 年 9 月、株式会社エクスモーションを設立し現在に至る。 組込み分野におけるモデリング開発の推進にも精力的に取り組み、現在は、 ET ロボコンの本部審査委員長を務める。

【Workshop】 ※同時通訳あり
安全性と信頼性 -分析とアーキテクチャ
~リアルタイム UML ワークショップ 第 6 章 アーキテクチャ設計より~

リアルタイムシステムの開発は決して簡単なものではありません。そして、安全なリアルタイム・システムの開発はより一層の困難を伴います。 FTA (安全の木分析)を含むハザード分析、障害分析のような安全性分析のための一般的な手法は、あくまで分析そのものです。 ところが、多くの企業で、安全性分析の結果を開発ワークフローに統合するということが、未だ行われていないのです。しかし、安全性分析の結果を開発ワークフローに統合することは可能です。 リアルタイム UML ワークショップの著者、Bruce Douglass は、本公演にて、第 6 章に関連する下記の内容について語ります。
- 安全性分析をどのように行い、その結果をモデル駆動開発においてどのように使うか?
- どのように安全性と要求をリンクさせるか?
- どのように安全性を織り込んだアーキテクチャを作成するか?
伝統的、そしてアジャイルなソフトウェア開発アプローチに適応可能な安全性実現のワークフローについても触れる予定です。

プロフィール

IBM Rational チーフ・エバンジェリスト Bruce Douglass 氏
ブルース・ダグラスは、ソフトウェア開発のエリアで 30 年以上の経験を持つ。 ブルースは、リアルタイム UML と組込みシステム/ソフトウェアの分野の顔として、この業界の IBM のメンバーとして幅広く活動しています。彼はこの業界のエキスパートとして、構造化とオブジェクト指向の方法論、 C 言語、 C++ 、 Visual Basic 、 Pascal 、 Ada 、リアルタイム組込みシステム開発、セイフティー・クリティカル・システムズ、 C4ISR/DODAF について、 UML と複雑なシステム設計の分野で、認められています。ブルースは、世界中のカンファレンスで講演し、多くの著作物も世界で出版し、中国語や日本語に翻訳されている著作物もあります。

プロフィール

日本アイ・ビー・エム株式会社 ソフトウェア事業 ラショナル事業部
システムズ・エバンジェリスト 鈴木 尚志 氏

1991 年日本アイ・ビー・エム入社。入社時から組込みソフトウェア開発者で、数多くの製品開発に携わり、開発リーダー、アーキテクト、 PM として組込みソフトウェア開発の効率化、楽しい化を進めてきた。現在は、主に MDD 展開のコンサルティングに従事。海が好き。




【Case Study】
パネルディスカッション:モデル駆動型開発を行って実際どうだった?

先端的国産ユーザー企業は、実際にモデル駆動開発を行っています。実際のご担当者と、経験豊富なコンサルタントの方々に登壇いただき、プロジェクトの現場の苦労話、メリット・デメリット、成功するために必要な条件などを徹底的に語っていただきます。 また本セッションは、会場の皆様にも事前登録時にコメントや質問を頂戴し、取り上げさせていただきながら進めてさせていただきます。皆様の体験談をお待ちしております。

プロフィール

株式会社エクスモーション 専務取締役 / ET ロボコン本部 審査委員長 渡辺 博之 氏
通信機器のファームウェア開発と、それらを使ったアプリケーションの開発でオブジェクト指向の導入を進め、とくに生産性において大きな成果を上げる。その後、経験を生かし、組込み分野におけるオブジェクト指向技術の導入支援事業を立ち上げるとともに、コンサルタントとしても FA 装置や自動車、デジタル家電など多くの分野での支援に従事。 2008 年 9 月、株式会社エクスモーションを設立し現在に至る。 組込み分野におけるモデリング開発の推進にも精力的に取り組み、現在は、 ET ロボコンの本部審査委員長を務める。

プロフィール

ビースラッシュ株式会社 代表取締役 山田 大介 氏
1984 年 新潟大学工学部 情報工学科卒業、株式会社リコー入社。プリンタ/スキャナ/ MFP の開発に従事、その後、ソフトウエア開発のプロセス改革活動を推進構造化手法やオブジェクト指向という設計技法、および、部品化再利用そしてプロダクトライン工学という経営手法を得意とする。 2006 年にビースラッシュ株式会社を創立、代表取締役社長就任。

プロフィール

日本アイ・ビー・エム株式会社 ソフトウェア事業 ラショナル事業部
システムズ・エバンジェリスト 鈴木 尚志 氏

1991 年日本アイ・ビー・エム入社。入社時から組込みソフトウェア開発者で、数多くの製品開発に携わり、開発リーダー、アーキテクト、 PM として組込みソフトウェア開発の効率化、楽しい化を進めてきた。現在は、主に MDD 展開のコンサルティングに従事。海が好き。

プロフィール

株式会社アドヴィックス 技術開発本部 制御第 1 技術部 グループリーダー 河野 文昭 氏
iNTACS 認定 AUTOMOTIVE SPICE Competent Assessor 。 アイシン精機株式会社入社以来、自動車の制御ブレーキに組込まれるソフトウェアの開発に従事。 2001 年にアイシン精機、デンソー、住友電気工業、トヨタ自動車の 4 社によって設立されたブレーキシステムの専門会社である株式会社アドヴィックスに出向( 2009 年転籍)。 2003 年より SEPG として、 SW-CMM/CMMI を活用したプロセス改善に携わる。 2005 年より SEPG リーダーとして組織を牽引し、 2008 年に CMMI レベル 3 達成。ソフトウェアの安全性・信頼性・生産性を追及するため、機能安全/ AUTOMOTIVE SPICE /オブジェクト指向/ MBD に関心を寄せている。現在、 ISO/IEC JTC 1/SC 7/WG 10 国内小委員会 エキスパート、独立行政法人 IPA-SEC プロセス改善 WG 委員を務める。

プロフィール

セイコーエプソン株式会社 機器ソフトウェア統括センター 機器ソフトウェア設計部 研究副主幹 島 敏博 氏
1982 年大阪大学工学部産業機械工学科卒業。信州精器(現セイコーエプソン)入社。以来 28 年間ドットインパクトプリンタ、熱転写プリンタ、インクジェットプリンタ、レーザープリンタに組み込まれるソフトウェアの開発を担当。現在はプロダクトラインを支えるフレームワークのアーキテクチャ設計を担当。モデル駆動開発ツール Rhapsody を駆使して大規模組込み開発をチームで加速中。モデリング教育、オブジェクト指向の普及、ドメインを越えたアーキテクチャ展開を行う。 SESSAME 会員。「モデル駆動開発を組み合わせた ソフトウェアプロダクトライン開発入門セミナー」の講師を担当。 MISRA C++ 研究会メンバー。山歩きと Ruby が大好き。実名でつぶやき中。