手前味噌で恐縮ですが、弊社の営業さんに聞いたところによりますと、「クラウド化する世界」が結構売れているようです。
クラウド化する世界:SEshop.com/商品詳細
http://www.seshop.com/detail.asp?pid=9825
バズワード(?)というかジャーゴンというか、新しいキーワードが次から次へとでてくるIT業界ですが、さて「クラウド」はどうなっていくでしょうか。そのあたりが気になる方は、手軽にまとまっている本書を、ぜひお読みください。
現実には、Amazon EC2/S3が着々と機能拡張していたり、Google App EngineがJava(PHP?)に対応するんじゃないかとか、このあたりの騒がしさはまだまだ続きそうです。
AWSの概要と登録手順 ~Amazon EC2/S3環境構築のすべて~:CodeZine
http://codezine.jp/article/detail/3137
マイクロソフトも例のクラウドOS「Azure」をだしました。資料見る限り結構本気モードみたいです。
マイクロソフトがクラウド参戦、「Azure Services Platform」を発表
http://codezine.jp/article/detail/3236
先日、そんなクラウド関係の状況を研究している方とお話したのですが、僕が「たとえば、MSの「Azure」の登場は、DOS→Windows3.1の時と、Windows3.1->Windows95の時とで比べるとどっちに状況がにてるんですかね?」とたずねましたら、どっちも違うらしく、「MSそのもののビジネスモデルの転換。あるいはソフトウェアベンダーからインフラ系ハードウェアベンダーへの移行」とおっしゃってました。なんかすごい話だなぁ、と。
ただ、クラウドに移行するということは、同時にパッケージソフトが売れなくなるということも意味してきますから、舵取りが非常に難しいだろう、とも。企業が自己矛盾に陥っているようなカフカ的状況なのかもしれません。
ちなみに、弊社もAmazonのサービスがあまりにも安いので、使おうかと検討したりしていたんですが、やっぱりアメリカにあるので、ちょっと接続が遅いんじゃないか?とか、なにかあったらどうすんだ?とか、いろいろ邪推が先にたって、検証になかなか手がつけられてない状況です。
日本国内でホストするAmazon EC2日本版とかでたら、ぜひ使いたいんですけど、国内では最初に誰がやるんでしょうかね? 5年くらい先かな。この辺の分野ですごいベンチャーが出てきたりするとワクワクできるんですが。
もっとも、クラウドそのものは、発電所みたいなものなので、だれでも作れるものではない、巨額な費用がかかるというところがあります。これまでPCやサーバーなどは自分で作ったり、カスタマイズできる楽しみがあったのですが、それがどんどん無くなっていくのかなぁ、と。でも、車だって基本部分は誰も自分で作らなくなったので、そういう意味ではPCというプロダクトの幼年期が終わろうとしているのかもしれませんね。
ただ、それでもなんでも自分で作ろうとする人はいなくならないと思います。オライリー社「MAKE」の読者とか。
MAKE: Japan
http://jp.makezine.com/blog/
「ゼロからわかる発電所自作入門」という本とか作ったら案外売れたりして。



