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Google Chromeの出現で考える、違う意味でのブラウザ問題

iioka@Google Chromeのロゴがポ○モンのモンスターボールに見えてしかたない
です。

突如発表され、突如リリースされた感のあるGoogle Chromeブラウザですが、さまざまなところでニュースになっていました。
Google初のWebブラウザ「Google Chrome」ついにリリース、機能概要のまとめ:CodeZine
自分も早速使ってみたんですが、とにかく「速い!!!」という印象です。Safari 3やFirefox 3が出たときも「速い!」と思ったのですが、それよりもさらに速くレンダリングされる感じですね。ブラウザそのものもサクサク動き、マウスジェスチャーとブックマーク管理機能が搭載されれば、すぐにでも乗り換えたいところです。拡張機能APIの提供が待たれます。


さてさて。
私たちは「CodeZine」というWebサイトを運営しているのですが、サービス提供側として「素早くWebサイトが表示される」というのは常に意識するところです。CodeZineを表示する際には、HTMLの読み込みがあり、画像の読み込みがあり、いくつかのJavaScriptが動き、そしていくつかの外部サービスと連動し…と、多くの処理が行われます。CodeZineに限らず、最近の多くのサイトがたくさんの情報&リッチな表現を用いるようになっているのですが、サイトがストレスなく表示されるために、HTML/JS/CSSをチューニングしたり、場合によってはサーバを増やしたり、回線を増強したりします。

今回リリースされたGoogle Chromeを触ってて、読者の方が全員Google Chromeを使ってくれたら(あるいはそれと同じぐらい速いブラウザを使ってくれたら)、そういったチューニング作業に割くリソースを減らせるのかなぁ…なんて、ぼんやり思ったりしてました。例えば、「これ以上、表示周りでのチューニングはさまざまな事情から行えない」という場合があるのですが、この場合、速く表示するためのボトルネックをサーバなり、ネットワークなりといった他の部分に求めることになります。そして「またコストがかかるなぁー」という気持ちになるのです。

サービス提供側として、多くの方に見てもらえるよう、いろんな努力をすることは当然ですし、大事なことです。ただ、クライアント側の皆様とも協力できると、お互いにとって幸せ(サイトが速く表示される)になるんだけどなーなんて、ちょろっと思っちゃったりしたのでした。いえいえ、ちょろっとだけですよ、ちょろっとだけ。

よくレンダリングの挙動(HTMLやCSSの解釈等)の違いから、ブラウザ互換性問題が語られることがあります。最近の「JavaScriptの実行速度がこれまでの○倍」といったニュースを読んでいると、少し違った意味で、「表示速度」という観点からのブラウザ差異をサービス提供者側は意識する時代なのかもしれません。

いずれにしてもCodeZine読者の場合、IE6&7のシェアが60%、Firefox2&3が35%となっているのですが、どのブラウザを使用される方にも気持ちよく見てもらえるよう、努力していきたいと思っています。


(CZ News Vol.130 CodeZine編集部だより)

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