こんにちは、久次です。
師走の日本で話題独占中の、もはや知らない人はいない、海外にも衝撃を与えているベストセラー小説『恋空』ですが。
やっぱり読まずに批判するのは良くないよね!
私もやっぱり超伝導並みに感動したいっ!
と思いませんか? 僕は思います。
で、『恋空』は全文がちゃんと「魔法のiらんど」さんにて絶賛公開されています。
ですが!なにせ携帯用レイアウトになっているので、ページングがすごい!
前編:484ページ
後編:332ページ
合計:816ページ
もあります! 親指が切れそうだよっ(>_<)
これはツライ…。
そこで、ここで紹介されている「Google AutoPager」を参考に、GreaseMonkeyスクリプト、「i-land AutoPager」、別名「魔法のiらんど、魔法の図書館のケータイ小説専用自動ページローダーで無限スクロール」を作りました。
↓↓
ilandautopager.user.js
※結構適当な修正なのでオリジナルの作者にすいません、という感じですが…。
※こういったスクリプトを公開するのははじめてなので、プロセスにおかしなところがあったらぜひ教えてください。
これをGreaseMonekyにインストールすることで、魔法のiらんどのケータイ小説を読むときに、「次へ」ボタンをおさなくても、スクロールしていけばページがドンドン追加されます。ただし1章分のみ。1章が終了すると「ページがありません」とかでるので、手動で次の章に移ってください。
快適環境で、『恋空』をぜひお楽しみいただければと思います。
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戯言。
ところで、「主人公がバカ(またはアホ)すぎて感情移入できない」とかレビューしている人を見かけたのですが、著者は小説の冒頭にきちんと「主人公はバカである」と定義しています。
> ━田原美嘉━
> (中略)
>
> チビだし
> バカだし
> 特別かわいいってわけでもないし
> 特技なんてないし
> 将来の夢なんてあるわけもない。
通常小説家が、主人公を「バカ」設定にすることはよくあります。目線を低く置くことでトリックスター的に世界を裏読みするといった時に。ですが従来の小説は「バカ」設定をした主人公であっても、小説家というのは本来上品な人が多いので、その品の良さがどうしても、ストーリー内の行動やセリフに出てしまうものが多かったように思います。そういう意味では「擬似バカ」。
ところが「恋空」の主人公は本当のバカです。
けなしているわけではありません。まさに鉄壁の事実としての「バカ」。
これはコロンブスの卵であり、私の読書体験にとってもけっこう衝撃でした。「これは…新しいな…たしかに読んだことないな…スゴイな…ん?? スゴイのか?? わかんねぇ(笑)」とか考えさせられながら読んでました。
つまりこれはDQN視点から世界を再構築した新世代のハードボイルド(多少ミステリ?風味もあったり→結局そうじゃなかったのでビビりましたが)。主人公には世界がこう見えている、それは従来の小説読みには受け入れられないかもしれないけど、確かに日本のどこかにある風景なのだと。この寂れた世界の荒野で愛を求めてさまよう「バカ」で「純粋」な魂の咆哮なのだ、と。
これ以上言うと、チャンドラーに霊界から撲殺されそうなので、やめときます。
それでは、また。



