Silverlightアプリケーションのファイルサイズを削減して、より使いやすいシステムに
初音玲 [著] 2011/08/31 14:00

 Silverlightは、Webアプリに豊かな表現力を加味しますが、凝れば凝るほどXAPファイル(Silverlightのファイル形式)サイズが大きくなり、ローディングなどに時間がかかるというジレンマが生じます。今回は、XAPファイルのファイルサイズを小さくするため、Silverlightアプリのファイルサイズを最適化してくれる「XapOptimizer」を試してみます。対象のSilverlightアプリは、以前、FlexGird for Silverlightを紹介する時に作成したサンプルから選んでみました。

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XAPファイルとは

 SilverlightアプリケーションはXAP(XAML Application Package)ファイルとして配置されます。これは、SL/WebもSL/WP7でも同様です。XAPファイルの実態はプログラムコードやリソースを含んだZIPファイルになります。XAPファイルの拡張子をXAPからZIPに変更すると、ファイルの中身を参照できます。

図1 XAPファイルの構造
図1 XAPファイルの構造

 上の図にあるように、プログラムの本体以外に、標準外ライブラリや画像ファイルなどもXAPファイルには含まれています。そのため、不要なファイルはプロジェクトから削除するなどの工夫により、XAPファイルのサイズも小さくなります。

 XAPファイルの構成を知っていくと、ファイルサイズという面で工夫ができることが分かります。使っていないアイコンファイルなど不要なファイルを削除するだけではなく、使用していないライブラリのファイルなども削除したくなってきます。

 そこでおすすめなのが、今回取り上げる「XapOptimizer」です。

XapOptimizerとは

 「XapOptimizer」とは、Silverlightアプリケーションのファイルサイズを最適化するソフトウェアです。価格は、1開発ライセンスあたり73,500円(税込)で、試用版は用意されていませんが、製品ページのデモアプリケーションで、実際の動作(ファイルサイズの最適化)を試すことができます。

対応するOS一覧
対応OS 32ビット 64ビット
Windows XP 日本語版
Windows Vista 日本語版
Windows 7 日本語版
Windows Server 2003 日本語版
Windows Server 2008 日本語版
Windows Server 2008 R2 日本語版 -

 XapOptimizerには、主要な機能に「サイズ最適化」と「難読化」があります。XapOptimizerでXAPファイルを指定すれば、ほぼ手間いらずでこの2つが実施できます。どれくらい楽なのか、次ページから実際に動作させて確認してみましょう。


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INDEX
XapOptimizerでSilverlightアプリのサイズを最適化しよう
Page1
XAPファイルとは
XapOptimizerとは
XapOptimizerを使ってみよう
XAPファイルのサイズ最適化
XAPファイルの難読化
Visual StudioにXapOptimizerを組み込む
最後に
プロフィール
初音玲 ハツネアキラ

国内SIerのSEで受託開発を主に行っています。Visual Basic + Oracleという組み合わせに関する事が得意です。

最近のマイブームはWindows Phone 7になります。Windows Mobileとは全く別物の開発環境と操作性に興味津々です。

Microsoft MVP for Visual Basic & Oracle ACE

http://blogs.wankuma.com/hatsune/

http://wp-arch.net/


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