Silverlightで行うデータ処理アプリケーション開発の第一歩 第3回

 今回の記事では、Silverlightアプリケーションからデータベースのデータを取得して、コントロール上に表示する手順を紹介します。データはADO.NET Data Servicesを用いWebサービスとして公開されているものを用います。

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はじめに

 今回の記事では、Silverlightアプリケーションからデータベースのデータを取得して、コントロール上に表示する手順を紹介します。

 データはADO.NET Data Servicesを用いWebサービスとして公開されているものを用います(このWebサービス構築の手順は前回の記事を参照してください)。

 また、この連載はサンプルシステムをベースに説明を行います。以下のサイトからサンプルコードや実行ファイルを入手して、確認しながら読み進めていただけると、より一層理解が深まると思います。

サンプルアプリケーションの公開サイト

SilverlightアプリケーションからWebサービスを呼び出す際の注意

 Silverlightアプリケーションは、自身がホストされているサーバーとは異なるドメインにあるWebサービスの呼び出しは基本的にできません。これはセキュリティ上の制限です。

 本連載で確認するSilverlightアプリケーションは、Visual Studioのデバッグ実行で確認する形になるため、ASP.NETの開発用IISサーバー上にホストされ、そのアドレスはVisual Studioの設定に従って次のようになります。

http://localhost:Visual Studioに設定したポート番号

 SilverlightアプリケーションとADO.NET Data Servicesで構築したサービスが、例えば同じ「http://localhost:8928」というアドレス(ドメイン)上にホストされていれば、呼び出すことが可能ですが、例えば「http://localhost:8929」などという場所にあるサービスの呼び出しは行えないことになります。

クロスドメインのアクセス
クロスドメインのアクセス

 前回の手順の中で、ADO.NET Data ServicesをSilverlightアプリケーションがホストされるWebアプリケーションプロジェクトの中に実装したのは、この理由からです。

 クロスドメインを意識したWebサービス呼びだしを実現する場合、方法はいくつか考えられますが、ポリシーファイルを設置することもその一つになるでしょう。

 clientaccesspolicy.xmlというファイルを構築して、Webサイトのルートに置き、そのサービスへのアクセスを許可するドメインを指定することが可能です。

 こちらの詳細な情報は「MSDNライブラリ:ドメインの境界を越えてサービスを利用できるようにする」を参照してください。


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INDEX
Silverlightで実装するデータの取得、表示の処理
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はじめに
SilverlightアプリケーションからWebサービスを呼び出す際の注意
SilverlightアプリケーションからADO.NET Data Servicesでのサービスを呼び出す
表示データのフォーマット
プロフィール

マイクロソフト株式会社 デベロッパーエバンジェリスト。
某国内SI企業にてERPパッケージ開発に携わり、プログラマー、SE、PMと様々なロールを担当すると共に、Microsoft Universityの講師を兼務する。マイクロソフト株式会社では、デベロッパーエバンジェリストとして開発者向けに様々な技術訴求を行うべく活動中。


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