ComponentOne Studio Enterprise 2010JのGridView for ASP.NETコンポーネントで、データソースの項目をインタラクティブに操作できるWebアプリケーションを作成する
瀬戸 遥 [著] 2010/03/10 14:00

 ComponentOne Studio Enterprise 2010JのGridView for ASP.NETコンポーネントは、Webページ表示時に列をドラッグ&ドロップするだけでデータをグループ化したり、列名をクリックするだけでデータをソートするというインタラクティブな機能を持っています。今回は、このGridView for ASP.NETコンポーネントを使って、インタラクティブにデータを操作できるWebページを作成しました。

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はじめに

 AccessなどのデータをWebページで表示する場合、結構苦労しますよね。グリッドでの表示ならともかく、グループ化やソート・集計などの機能を組み込むとなると、かなりの量のコードを書かなくてはなりません。もっと簡単にデータ表示ができれば、いろいろなデータをWebで提供できるのですが・・・。

 ComponentOne Studio Enterprise 2010JのGridView for ASP.NETコンポーネントは、そんな願いをかなえてくれるコンポーネントです。GridViewコントロールは、Webページ表示時に列をドラッグ&ドロップするだけでデータをグループ化したり、列名をクリックするだけでデータをソートするというインタラクティブな機能を持っています。

 また、グループ化したデータを集計する、フィルタをかける、などデータを操作する機能も持っており、これらはあらかじめコンポーネントに組み込まれているので、プログラマは該当する機能のプロパティを設定したり、少しだけコードを書くというとても簡単な作業で、データをいろいろな形で表示させることができます。

 今回は、このGridView for ASP.NETコンポーネントを使って、インタラクティブにデータを操作できるWebページを作成しました。

Accessのデータをそのまま表示せず、ページごとにわけて表示できる
Accessのデータをそのまま表示せず、ページごとにわけて表示できる
列名をドラッグするだけでグループ化でき、合計や平均などの集計計算ができる
列名をクリックすると列データをソートし、インジケータが表示される
列名をクリックすると列データをソートし、インジケータが表示される

対象読者

 Visual Basic/Visual C# 2008を使ってプログラムを作ったことのある人

必要な環境

 Visual Basic 2008、Visual C# 2008、Visual Studio 2008でプログラムが作れる環境。なお、本プログラムはWindows XP上で動作するVisual Studio 2008を使用して作成し、動作確認を行っています。

コンポーネントのインストール

 はじめてGridView for ASP.NETコンポーネントを使用する方は、Visual Studio、Visual Basic、Visual C#の開発環境にComponentOne Studio Enterprise 2010Jをインストールする必要があります。

 インストーラは、グレープシティのWebページからダウンロードできます。製品ページの[申込フォーム]をクリックし、グレープシティのWebサイトへ必要情報を登録すると、添付トライアルライセンスキーファイルとダウンロードサイトを記載したE-Mailが送られてくるので、ここからダウンロードします。制限事項などの詳細については、インストーラに同梱されているリリースノートを参照ください。

コントロールの追加

 ComponentOne Studio Enterprise 2010Jをインストールしたら、ツールボックスに専用のタブを作成し、使用するコンポーネントを追加します。追加するコンポーネントは、アセンブリ名が「C1.Web.UI.Controls.3」の「C1GridView」コントロールです。

アセンブリ名が「C1.Web.UI.Controls.3」の「C1GridView」コントロールを選択する
アセンブリ名が「C1.Web.UI.Controls.3」の「C1GridView」コントロールを選択する

 なお、ツールボックスにコンポーネントを追加しただけでは、プロジェクトにコンポーネントを追加したことにはなりません。本コントロールを使用するには、共通アセンブリの「C1.Web.UI.3.dll」への参照設定も必要となります。設定手順については、Webページ作成の手順で説明します。


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INDEX
Accessデータを集計するWebアプリケーションを作る
Page1
はじめに
対象読者
必要な環境
コンポーネントのインストール
Webページの作成
C1GridViewコントロールのデザイン
ページ表示と集計の操作処理
まとめ
プロフィール
瀬戸 遥 セト ハルカ

8ビットコンピュータの時代からBASICを使い、C言語を独習で学びWindows 3.1のフリーソフトを作成、NiftyServeのフォーラムなどで配布。Excel VBAとVisual Basic関連の解説書を中心に現在まで40冊以上の書籍を出版。近著に、「ExcelユーザーのためのAccess再入門」(翔泳社)、など。


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