前編では、FileMakerのインスタントWeb公開の特徴や、インスタントWeb公開機能を利用したサンプル「簡易CRM(Customer Relationship Management)」の概要について紹介しました。後編では、開発する視点で具体的に掘り下げていきます。
開発の全体像
まず、サンプルのシステムを立ち上げるまでの全工程(9ステップ)をリストにまとめてみました。「解説」欄に記号があるステップは別途解説をつけていますので、ぜひ実際に試してみてください。
(※注)
- FileMaker Pro 10またはFileMaker Pro 10 Advancedを「FMP10」と表記しています。
- FileMaker Server 10 Advancedを「FMS10A」と表記しています。
- 顧客サポートを「CS」と表記しています。
各工程の解説
以下、前項で紹介した各工程の要点をかいつまんで紹介します。詳しくは記事に添付されているサンプルファイルを参考に、実際に触って確認してみてください。
『A-1』SQL外部データソースの登録
[ファイル]-[管理]-[外部データソース]を選択し、[作成]ボタンをクリックして「データソースの編集」ダイアログを表示します。タイプに[ODBC]を選択して[指定]ボタンをクリックし、登録済みのODBC一覧から目的のものを選択して[OK]ボタンを押します。
「認証」で[ユーザ名とパスワードを指定する(すべてのユーザに適用)]を選択して、外部データソースの「ユーザ名」と「パスワード」を入力し、[OK]ボタンを2回クリックすれば、外部SQLデータソースの登録が完了します。
『A-2』SQL外部テーブルをリレーショングラフへ表示
[ファイル]-[管理]-[データベース]を選択し、[リレーションシップ]タブを表示します。初めは、内部のテーブルしか表示されていませんので、まず外部テーブルを表示します。
左下の
ボタンをクリックすると「テーブルを指定」ダイアログが表示されるので、「データソース」に目的の外部SQLデータソースを指定します。リレーションを設定したいテーブルを選択して[OK]ボタンをクリックします。ここでは、2つのテーブル「customer」「employee」を選択しました。

テーブルの項目どうしをドラッグすると、リレーションが設定されます。2つのリレーションを設定し終えると次のようになります(分かりやすく色分けしています)。






