HIRO [著] 2009/01/29 14:00

 Windows PowerShellは.NET Frameworkをベースとした非常に強力なシェルです。この連載では、PowerShellのコマンドレット使用例にとどまらず、.NET Frameworkを活用した実例やスクリプトの開発など、実践で役立つ使用方法を紹介していきます。今回は、Windows PowerShellでの様々なパス操作方法を中心に説明します。

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はじめに

 今回はPowerShellでのパス操作の方法について説明します。

対象読者

 Windows PowerShellの基本操作が行える方。過去に入門記事を連載していますので、併せて参照ください。

パス操作を行うコマンドレット

 PowerShellでパス操作を行うコマンドレットは下記のものがあります。

パス操作用コマンドレット
コマンドレットエイリアス説明
Convert-Pathcvpa相対パスを絶対パスに変換します。
Join-Pathなしパスを結合します。
Resolve-Pathrvpaパスに含まれるワイルドカードを展開する。
Split-Pathなし指定されたパスを分割する。
Test-Pathなしパスの存在を確認する。

相対パスを絶対パスに変換する

パス変換の基本

 パスの変換を行うには、Convert-Pathコマンドレットを使用します。エイリアスはcvpaです。

 Convert-Pathコマンドレットは、パラメータとして指定された相対パスを絶対パスを表す文字列に変換します。また、パスを変換する際に指定されたパスが存在するかをチェックし、存在しない場合にはエラーメッセージを表示します。

 基本構文は下記の通りです。

Convert-Path 変換するパス

カレントディレクトリを絶対パスに変換する

 カレントディレクトリを絶対パスに変換するには下記のように、ドット(.)を指定します。

PS> Convert-Path .

親ディレクトリを絶対パスに変換する

 親ディレクトリを絶対パスに変換するには下記のように、ドット(.)を2つ並べて指定します。

PS> Convert-Path ..

ワイルドカードを含むパスを絶対パスに変換する

 変換するパスにワイルドカードが含まれている場合には、存在するパスの中から一致するパスを探し出して返します。

 たとえば下記は「C:\Pro*」を指定すると、「C:\Program Files」が返されます(使用する環境によって返される値は異なります)。

PS> Convert-Path C:\Pro*

 指定されたワイルドカードに該当するパスが複数存在する場合は、一致するものすべてを返します。

PS> Convert-Path C:\Work*

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INDEX
Windows PowerShell 活用編(4) パス操作
Page1
はじめに
対象読者
パス操作を行うコマンドレット
相対パスを絶対パスに変換する
パスを結合する
パスに含まれるワイルドカードにマッチしたパスを取得する
指定されたパスを分割する
パスの存在を確認する
まとめ
参考文献
プロフィール
HIRO ヒロ

HIRO's.NETのHIROです。
とある半導体工場のSEです。
VB.NET, C#, PowerShellによるプログラミングを楽しんでいます。
最近はBlog でPowerShellについて書いています。

2008/07/07にPowerShell from Japan!!というサイトを立ち上げました。PowerShellユーザーが集まってブログを書いています。よろしかったら来てください。

HIRO's.NET Blog
HIRO's.NET - VB.NET, C#, PowerShell Tips -
PowerShell from Japan!!


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