第1回 レポートファイル編集アプリケーションの作り方
宮本奈紗 / 渡辺俊史 [著] 2008/04/04 14:00

本連載では帳票作成コンポーネント「ActiveReports for .NET 3.0J」をさらに使いこなすためのテクニックを紹介していきます。今回はレポートファイルを編集できるアプリケーション「ランタイムデザイナ」の開発についてです。

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はじめに

 ActiveReports for .NET(以下ActiveReports)は、Visual Studioと統合された使いやすいレポートデザイナや高機能なレポートビューワ、多彩な出力形態をサポートする帳票作成コンポーネントです。今回は、Professional Editionで提供されているDesignerコントロールを利用して、レポートファイル(.rpxファイル)を編集するアプリケーション(ランタイムデザイナ)を作成する方法について紹介します。

過去の連載記事

対象読者

  • C#またはVisual Basicでプログラムを作ったことのある方
  • 帳票作成ツールに興味のある方

必要な環境

開発ツール
  • Visual Studio 2008
  • Visual Studio 2005(※Windows Vistaで開発する場合はVisual Studio 2005 Service Pack 1 Update for Windows Vistaの適用が必要です)
  • Visual Studio .NET 2003

 Express EditionではActiveReportsをインストールできません。

開発言語

 本記事のサンプルコードはC# 2.0/Visual Basic 2005で記述しています。

ランタイムデザイナとは

 ActiveReportsのProfessional Editionでは、Visual Studioでの帳票開発と同じ感覚でレポートファイル(rpxファイル)を編集するためのコントロール類が提供されています。ランタイムデザイナとは、これらのコントロールを利用して作成された、配布可能なデザイナアプリケーションのことです。開発したランタイムデザイナをエンドユーザーに配布することで、ユーザーはレポートファイルを自分で編集できるようになります。

 なお、ランタイムデザイナ機能はProfessional Editionのみの機能ですが、Standard Editionでもトライアル版としてランタイムデザイナの機能を使うことができます。

最終的な完成イメージ

 今回作成するランタイムデザイナについて説明します。

 Visual Studioのレポートデザイナと同じように、左側にはにツールボックス、中央にレポートデザイナ、右側にレポートエクスプローラとプロパティグリッドを配置しています。レポートファイルのオープンや保存などはメニューバーから実行します。

完成イメージ
完成イメージ

 ランタイムデザイナは大きく分けて以下の4つのパーツに分かれています。

デザイナのパーツ
  • デザイナ部分(DataDynamics.ActiveReports.Design.Designerコントロール)
  • レポートエクスプローラ部分(DataDynamics.ActiveReports.Design.ReportExplorerコントロール)
  • プロパティグリッド部分(System.Windows.Forms.PropertyGridコントロール)
  • ツールボックス部分(DataDynamics.ActiveReports.Design.Toolbox.Toolboxコントロール)

 これらのコントロールをフォームに配置し、プロパティの設定によって相互に関連づけるだけで簡単にランタイムデザイナを作成できます。


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INDEX
5分で"もっと"わかるActiveReports帳票-ランタイムデザイナの開発
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はじめに
対象読者
必要な環境
ランタイムデザイナとは
コンテナ(フォーム)を組み立てる
コントロールを配置する
イベントを追加する
ランタイムデザイナの機能を制限する
おわりに
プロフィール
宮本奈紗 ミヤモトナサ

株式会社システムインテグレータ ERPソリューション部所属。
ERPシステムの設計・開発に従事。業務でActiveReportsを使用。


プロフィール
渡辺俊史 ワタナベトシフミ

株式会社システムインテグレータ パッケージ開発部所属。ECサイト構築パッケージの設計・開発に従事。VSUG(Visual Studio User Group) データベース・データアクセスフォーラムリーダー。
blog:t.watanabe weblog


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